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クリニック案内

越谷市の内科・循環器内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

医院名
医療法人社団 松尾医院
院長
松尾 一可
住所
〒343-0033
埼玉県越谷市恩間283
電話番号
048-977-5963

ご予約・ご相談

「どんな治療法があるの?」
「治療にかかる期間は?」

疑問に思う事、何でもご相談ください。

TEL 048-977-5963

睡眠時無呼吸症候群(検査・治療)

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸が⽌まり、無呼吸状態が繰り返される病気です。

寝ているだけ呼吸が止まり、体の中の酸素が欠乏すると様々な合併症を引き起こします。

いびきが多い方に多く見られますが、無呼吸やその一歩手前の低呼吸を自覚することが非常に少ないので寝ているところをご家族に見られ、無呼吸であったとこを指摘され初めて気づくこともあります。

日中の眠気が強く出る症状が多いです。また脳梗塞、不整脈、心筋梗塞、認知症などの合併が増加すると言われています。

睡眠時無呼吸症候群の患者数は、重症の⽅だけでも国内に300万〜400万⼈いると言われており、そのうち適切な治療を受けているのはわずか40万〜50万⼈程しかおらず、多くの⽅が⾒過ごしている状態となっています。

AHI=無呼吸低呼吸指数

睡眠時無呼吸症候群の重症度は【AHI:Apnea Hypopnea Index】=無呼吸低呼吸指数を基準に診断していきます。AHIは、⼀晩の睡眠を通して、1時間あたりの無呼吸や低呼吸(呼吸が浅くなる状態)の頻度などを表す指数です。このAHI5回以上認められ、⽇中の眠気などの⾃覚症状がある場合、睡眠時無呼吸症候群と診断します。AHI5回以上~15回未満が軽症、15回以上~30回未満が中等症、30回以上が重症とされています。

AHI=1時間あたりに認められる無呼吸、低呼吸の回数


AHI5回未満正常範囲
AHI5回以上〜15回未満

軽症睡眠時無呼吸症候群

AHI15回以上〜30回未満

中等症睡眠時無呼吸症候群

AHI30回以上重症睡眠時無呼吸症候群

診察から検査・治療へ

STEP1

対面診療で睡眠に関する問診を医師が行い、睡眠時無呼吸の簡易検査を検査会社を通して手配します。

STEP2

検査機器がご自宅に届きましたらマニュアルに従って装着し、2日間検査を行ってください。日頃からアルコールを飲まれる方は、軽度であれば飲酒した状態で検査を受けていただいても結構です。
測定後は同梱されているマニュアルに沿って検査会社にご返却してください

STEP3

検査機器の返却後、約10日前後で当院に検査結果が届きます。結果が届きましたら、対面診療にて、検査結果と治療方針を決めるため診察を行います。


簡易検査でAHIが30以上の場合、精密検査(PSG検査)は実施せずにその時点で治療が必要な睡眠であると判定し後述するCPAP治療を検討いたします。

簡易検査でAHI15~29の方は、精密検査(PSG検査)をお勧めいたします。精密検査(PSG検査)でAHI15以上の場合、CPAP治療の適応となります。

簡易検査とは

簡易検査は、睡眠時無呼吸症候群があるかないかを調べる検査です。
10
秒以上の呼吸停止または低呼吸が1時間に何回くらいあるか(無呼吸低呼吸指数:AHI)を簡易検査で確認できます。

簡易検査の結果でAHI15以上で、脳波や睡眠の質などを検査する必要がある場合は精密検査(PSG:ポリソムノグラフィー)をご案内します。

治療 CPAP療法

CPAP(シーパップ)療法とは、専用の装置から延びるチューブの先端に付いたマスクを装着し、睡眠中に無呼吸になったタイミングで自動的に空気を送出して、気道が塞がらないようにする治療法です。

睡眠時無呼吸症候群では現在最も治療奏功率の⾼い治療法(CPAPを使⽤した患者様の95%AHI5以下に改善)と考えます。

CPAP療法は治療器械を使⽤しない限り無呼吸はなくなりません。また、治療器械の装着に慣れるのに2~3か月かかる場合もあります。

CPAPの使用料は全て保険適応となっております。3割負担の方で約5,000/月となります。

  • 心筋梗塞や心不全といった心疾患、脳出血や脳梗塞などの脳卒中のリスクをCPAP治療により軽減させ、心血管死亡率が減少につながります
  • 夜間の無呼吸による低酸素状態を改善し、CPAP治療によって将来的な認知機能の低下を予防することが期待されます。
  • 日中の眠気が改善されることにより日中のQOLが改善します。

CPAP導入後

導入初期は月1回の通院と診察が原則義務付けられています。原則月に一回の外来通院をお願いしますが、使用状況や治療経過が安定している場合は、医師の判断により最長で23ヶ月に1回の通院へ間隔を延ばすことが可能です。 3ヶ月以上受診がなく、4カ月目に超過してしまった場合、健康保険が適用されず自費扱いとなりますので予めご了承ください。 

その他の治療

①生活習慣の見直し

肥満によって睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが高まります。運動療法や食事療法によって減量指導します。

②外科的治療

鼻中隔湾曲症、アデノイド・扁桃肥大によって起こっている場合は手術を検討します。 また、口蓋垂軟口蓋咽頭形成術という手術を行うことで、肥満による気道の狭窄を改善することにも繋がります。

③マウスピース装着

CPAP療法が合わない場合、歯科で作成するマウスピースをお勧めすることもあります。ご希望の方は歯科医院をご紹介いたします。

エプワース眠気尺度(Epworth sleepiness Scale:ESS

ESSEpworth Sleepiness Scale)は、日中の眠気を点数化して評価する問診票です

0: ほとんどない 1: 少しある 2: 半々くらい 3: 高い

場面          

0
ほとんどない

1
少しある

2
半々くらい

3
高い

1. 座って何かを読んでいるとき(新聞・本など)

2. テレビを見ているとき

3. 公の場で座って何もしていないとき(会議・劇場など)

4. 他人が運転する車に1時間続けて乗っているとき

5. 状況が許せば、午後横になって休息をとるとき

6. 座って人と話しているとき

7. 飲酒なしの昼食後、静かに座っているとき

8. 車を運転中、信号や渋滞で23分止まったとき

判定の目安
010:日中の眠気は強くありませんが、眠気・いびきなどお困りのときはご相談ください。
11点以上:日中の過剰な眠気があります → 受診をおすすめします。